保護豚の別飼育


 【家畜の福祉】という観点から、どうしても治療を必要とする患畜については、
適切な治療を施し管理台帳に記入します。


 保護豚は、体調の回復が早まるように栄養価の高い前段階の飼料を与え、丁寧に飼育しなおし、通常より2週間程長く飼育して出荷します。

 【無投薬の豚】とは、出荷段階まで別室飼育を実施し、出荷、輸送、屠畜の段階においても混在することはありません。


 無投薬の飼育だけに、注意深く管理していますが、体調を崩した子豚は別室飼育になります。早く別管理をしてあげることによって、回復も早くなります。

(毛並み、瞳の輝き、子豚の動きをよく観ますが、子豚がなんとなく、ヌボーとしていたら要注意です。)


 子豚舎、肉豚舎へと移動した後も別室飼育となります。
すっかり体調を取り戻して、立派な肉豚になっても出荷、輸送、屠畜の段階まで
【無投薬の豚】と混在することはありません。